黒いスーツの王子様

《―‥ピンポーン》


――!

俺ん家のインターフォンが鳴る。




ピザ屋か?

タイミング悪りィな〜(怒)


俺は渋々立ち上がり、
財布を持って玄関に向かった。









ガチャ‥



「お待たせいたしました〜。
〇△ピザでーす!!」

「はい‥」


すぐにピザが入った箱を受け取り、すばやく財布から金を出す。


電話している希が
気になって、

早くリビングに戻りたかった。






「‥ありがとうございました〜」

「ご苦労様。」



玄関の鍵を閉め、
早歩きで希の元に向かう。


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