黒いスーツの王子様

クルッとドアの方へ
首を向けると‥

疲れきった顔の
祐輔が立っていた。








「ゆ‥祐――!?」




ぎゅっ







あたしを見た途端、

祐輔があたしを抱きしめる。



突然のことで
体が固まってしまうあたし///








「‥ゆゆゆ、祐輔?//」

「づがれだ〜(疲れた)」



祐輔はあたしを抱きしめながら
枯れたような声を出す。











ちゅっ



――!!!///



そして

あたしの首筋に
キスをする祐輔‥







「ああ〜落ち着く‥」



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