黒いスーツの王子様

「祐輔いる〜?」


「ああ〜、遊さんから伝言で‥
VIPルームで待っててだって♪」

「…ふうん、わかった〜」




あたしは若いホストに
お礼を言ったあと、

VIPルームに向かった。













ウィーン



VIPルームは
自動ドア。

ホントにVIPだよね(笑)





あたしは鞄を置き、
ソファーに座った。





VIPルームとは、
個室の部屋のことで‥

お客さんがホストと
二人きりになれる部屋。


部屋は広いし、

カラオケもあるし‥



でもそのかわり

料金高いけどね(汗)


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