黒いスーツの王子様

あたしがそう言うと
祐輔はテレビから目をそらさず、

「ん〜?」と言った。



あたしは缶ビールを置き、
祐輔が寝転がっている
ソファーの下に座った。












「‥祐輔ってさ・・・


欲求たまってたりする…?」










「「ブハッ!!!」」



祐輔の口から
ビールがこぼれる。







「何やってんのよ、もぉ〜(焦)」


近くにあったティッシュを
祐輔に手渡すあたし。







「お‥オメェがいきなり変なこと言うからだろッ(汗)」



祐輔はティッシュで
口の周りを拭きながら言った。


.