黒いスーツの王子様

「‥誠(マコト)さん」


事務所に入って来たのは、
オーナーの 武内 誠さん。31歳

元々はこの店のホストで
俺の先輩。


接客やマナー、

人間関係から‥


全部誠さんに教わった。



店のNo.1。

ホストグランプリで優勝。


そして、

代表にまで俺を育ててくれたのは誠さんと言ってもいいくらい…




俺の尊敬する人だ。







「どうよ?店の方は‥」

「まあ、ぼちぼちっスね。でも‥売り上げは延びてます…」


「そっか♪」




俺は誠さんにコーヒーを入れ、

ソファーに腰掛ける
誠さんに渡した。


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