そして誓いの言葉を絆に

「ん? どうした? 顔が赤いぞ?」

涼は私の反応を見て、楽しんでいた。



ま、負けるもんか。



「キザな男の人って……き、嫌い」

「ほー……嫌いな男からキザな事を言われて、おまえは顔を赤くするんだ?」

涼は私の顔を覗き込むようにして言った。



うっ。



「い、今流行りだからって言っても、お、俺様キャラなんて……私は嫌いなんだからね」

「俺がいつ『俺様キャラ』になったんだよ」

「『俺の愛なんだから、受け取れるよな?』って……拒否権なんて無い言い方じゃん」

「ふ~ん……それって、拒否する気マンマンって事なんだ」

「そ、そうじゃ、ない……けど」



更に顔を近付けて、10cm位しか離れていない位置で涼がそう言うから、つい言いよどんでしまった。