そして誓いの言葉を絆に

「嬉しいよ。年に1回あるかどうかの我侭を、俺と一緒に居れる事に使ってくれるなんて」



涼の言葉は、私にとって魔法の呪文。

この寒い冬にカイロなんか持たなくても、その言葉1つで体も心も温かくしてくれる。



「んっんー」



あっ!



祥君の咳払いが聞こえて、ハッとした。

同じく涼もハッとして、祥君の方を見た。



「あ~あ……まーた2人して、俺の存在を忘れてただろ? こんな『新婚さんバカップル』にラブラブ振りを見せ付けられるなら、家で1人淋しい正月過ごした方がいいかもなぁ~」



うっ。