そして誓いの言葉を絆に

「おまえは真面目過ぎるんだよ。教師の俺が言うのも変だけど……おまえの場合、たまには羽目を外した方がいいと思うぞ?」



私は首を左右に振った。



「私、涼が思う程、真面目じゃないよ」

「ん? どうして?」

「だって、『お兄ちゃんに悪いなぁ』って思ったけど……それよりも、『涼と初日の出が見られる』って気持ちの方が強かったもん」

「えっ?」

私の言葉に、涼はちょっと驚いた顔をした。



「たまにはいいでしょ? 年に1回あるかどうかの我侭だもん」



涼は目を細めて、柔らかい微笑みで私を見ていた。