「あのね、私達が初めて話した時は夜の海で暗かったし、お互いの顔なんてハッキリ見える状況じゃなかったんだよ?」
「うん、それで?」
「私が溺れて気を失ってた時が、涼にとっては初めて私に会った時なのかな? ちょっとそう思ったんだけど……だったら、溺れていた私に『一目惚れ』? ……なんか、それも変だよね?」
「なるほど……だってさ、兄貴」
私が疑問を口にすると、祥君が涼に話を振った。
「あっ! もうすぐ新年だっ! 乾杯の準備!」
涼は、やっと話せる状態まで復活し、でも、私達の話題をそらすかのように、慌ててそう言った。
「うん、それで?」
「私が溺れて気を失ってた時が、涼にとっては初めて私に会った時なのかな? ちょっとそう思ったんだけど……だったら、溺れていた私に『一目惚れ』? ……なんか、それも変だよね?」
「なるほど……だってさ、兄貴」
私が疑問を口にすると、祥君が涼に話を振った。
「あっ! もうすぐ新年だっ! 乾杯の準備!」
涼は、やっと話せる状態まで復活し、でも、私達の話題をそらすかのように、慌ててそう言った。

