そして誓いの言葉を絆に

「そんなキラキラした目で見るなよ。真佐志はどうなったんだ? 帰って来るんだったら、無理だろ? 連れて行けないぞ?」



あっ、やっぱり通じた、すごいっ!



「お兄ちゃんは『後で電話する』って言ってた……ねぇ、お兄ちゃん達も『初日の出を見に行く』って言ったら……いい? いいでしょ?」

「ったく、おまえは……買い物中に親にお菓子をねだる、駄々っ子と一緒かっつーの」

うーっ。

「心の中で唸るな」

「だって……うちの両親が年越しの時に旅行なんて、今年が初めてなんだよ? 来年も再来年も行くとは限らないし……両親が居たら、涼と初日の出を一緒に見に行くなんて、出来ないもん」