そして誓いの言葉を絆に

胸がキューっと締め付けられる。



秋の出来事を思い出した。

僚二が生きて戻って来る夢を見た……涼がそう言った時。



涼の不安は、まだ心の片隅に残っていたんだね……。

ううん……私が何かある度に、僚二の事を思い出すからだよね?



あの時のように、私は涼の頭をゆっくり撫でた。



「ごめんね、涼。私が今でも僚二の事を思い出すから、涼に心配掛けて」

涼は無言で、首を左右に振った。



ああ、やっぱり、私……こんな涼が愛おしい。

自分の不安を押し込めてでも、私の心配をしてくれる、とってもとっても優しくて愛おしい人。