そして誓いの言葉を絆に

祥君がそう言ってペロッと舌を出すと、涼が軽くグーにした手で、祥君の頭の上をボンッと叩いた。



「あぁー、体罰教師だぁ……なーんてね。心配しなくても、兄貴の『婚・約・者』を横取りしようなんて考えません」



今度は祥君が、ニヤッと笑った。

い、今、強調して言ったよね?



「そっかぁ、そうなんだぁ……通りで、美雪ちゃんがあんなふうにノロケる訳だぁ」



ギクッ

さっきの会話の事だ。



「あ、あの、祥君、お腹すいたんだったよね? あっ、もうお湯沸いてるから、すぐ出来るからテレビでも観て待ってて、ね」