そして誓いの言葉を絆に

違和感の原因が分かった。



今まで私の回りには、僚二の行方不明を悲観する考えの人しか居なかった。

でも、祥君は違うんだ。



僚二がいつかは帰って来るかもしれない……その可能性を、今でも信じているんだ。



祥君って、年下なのに……年上みたい。

涼の愛は、私にとって太陽みたいな温かさで、心も体もポカポカしてくる。

祥君の言葉にも、そんな温かさを感じた。



祥君の中の僚二は生きている。

もし、10年経って、20年経って、それでも帰って来なかったとしても……きっと、祥君は『いつまで経っても帰って来ないね』……そう言うんだ。