そして誓いの言葉を絆に

そうだよね。

クリスマスのプレゼントだもん。

涼が私の嫌がる物をプレゼントする筈がないよ。

うん。



そう自分に言い聞かせて、私は包み紙を開けた。



……えっ?



開けてる途中で、中の箱に書いてあるロゴを見て、驚いて涼の方を見た。

けど、多分わざと涼は知らん顔して、私からのプレゼントの中身を確認していた。



ど、どうしよう……涼が『返品不可』って言った意味が分かったよ。