そして誓いの言葉を絆に

涼の気持ちが、ちょっと分かった気がする。

涼は私のお兄ちゃんが涼のファンで、『未来の義理の兄貴に尊敬されてる、って事は、親戚付き合いの心配が1つ減る』って以前言ってたけど……私も、その、えーと……『未来の義理の弟』……に嫌われていないって分かって、ホッとした。



「んっんー」

急に後ろの席から、咳払いが聞こえた。

私と涼が、同時に後部座席を見る。



「2人共、俺が居るのを忘れて、2人の世界に入らないでくれるかなぁ?」



えっ、嘘っ?

今みたいなのでも、『2人の世界に入ってる』って言うの?