そして誓いの言葉を絆に

「美雪」

呼ばれてそっちを見ると、お母さんが手に小さな箱を持っていた。



「私からのプレゼント」

そう言ってお母さんが私に差し出したのは、リボンも何もついていない、一目で『指輪が入っている』と分かる小箱だった。



「お母さんから?」

貴金属類を私がほとんどしないのを知っているのに、お母さんがくれるなんて意外で、思わず確認してしまった。