「英和辞典? なんで?」
希未が不思議そうに首を傾げる。
「俺が使っていたお古だけど、使い易いやつだからあげるよ」
いつの間にか戻って来てた涼が、そう答えた。
「まぁ、俺のレベルまで英語力が上がるように、『お守り代わり』って事で」
涼の言葉に、私はその英和辞典をケースから出し、中をペラペラとめくって見た。
所々、蛍光ペンや赤ボールペンでラインを引いたり書き込みがしてある。
『学生時代から愛用している』……以前、そう聞いた物。
英和辞典だからローマ字で書いてありそうなのに、『沖野涼』って漢字で名前が書いてある辞典。
希未が不思議そうに首を傾げる。
「俺が使っていたお古だけど、使い易いやつだからあげるよ」
いつの間にか戻って来てた涼が、そう答えた。
「まぁ、俺のレベルまで英語力が上がるように、『お守り代わり』って事で」
涼の言葉に、私はその英和辞典をケースから出し、中をペラペラとめくって見た。
所々、蛍光ペンや赤ボールペンでラインを引いたり書き込みがしてある。
『学生時代から愛用している』……以前、そう聞いた物。
英和辞典だからローマ字で書いてありそうなのに、『沖野涼』って漢字で名前が書いてある辞典。

