そして誓いの言葉を絆に

「正美先生って、手の掛かる生徒がほっとけないからなぁ……。聞いたけど、今、生徒指導に燃えてるらしいじゃないですか?」


「うわっ、涼が『ですか』なんて敬語使って話してると、別人みたい」


「失礼なっ! あんまり正美先生が、俺の過去の悪ガキ振りを暴露するから、ちょっと大人になったところを見せようかと思ったのに……やっぱ、無理。正美先生も俺がタメ口じゃないと、淋しいだろうから、今まで通りでよろしくっ」


涼はそう言って、軽く片手を挙げた。



「まったく……ああ言えばこう言う」


お母さんは呆れたように、ため息混じりに言った。