そして誓いの言葉を絆に

「やっと笑った」



あっ。

そうだった……私、嬉しくて泣いてたんだった。



「もう、大丈夫か?」

笑顔でそう訊く涼に、私は頷いた。

すると涼は、『あっ』と思い出したような表情をした。



「おまえ、さっきの紙袋、まだ全部見てないだろ?」

「紙袋?」

一瞬、何の事か分からなくて訊き返し……それから、思い出した。



「ああ、『沖野先生』からのプレゼントですか?」

私はわざと敬語で答えた。