ケーキやオードブルなんかも食べて、みんなでワイワイと話しながら楽しい時間は過ぎた。



「さぁて、皆様。ここら辺で、プレゼントのお披露目会をしたいと思うんですけど、いかがでしょう?」

希未が急に席を立ち、そう言った。



「はーい。じゃぁ、まず、俺達からいいかな?」

お兄ちゃんがそう言って弥生ちゃんを見ると、弥生ちゃんがいつの間にか準備していた大き目のラッピングされた包み紙を私に渡した。



「私達3人から、美雪へプレゼント」

「ありがとう♪ 弥生ちゃん、お兄ちゃん、隆志先輩」

「開けて見て」

弥生ちゃんに促され、頷いてから私は包み紙を開けた。