そして誓いの言葉を絆に

チュッ

「まだまだ未来の話だけど、な?」



今度は私の左の耳たぶにキスをして、そう囁いた後、私から離れて隣の部屋へ行き、着替えをする為に涼はドアを閉めた。

思わず、両耳を手で押さえる。



五感を使って覚えさせるなんて……聴覚と触覚のダブル攻撃なんて……ずるいよ、忘れられないじゃんっ!!!



でも……。



涼が居る部屋の方を見る。