そして誓いの言葉を絆に

は、反則だ!

ふ、不意打ち反対!

……って、何、私、1人で心の中で反論してるのぉ?!



いつの間にか私を腕から解放していた涼は、今度は私の顔を覗き込むように見た。



「顔、真っ赤……これ位で動揺してたら、この先に進めないぞ?」



えっ、えっ、『この先』って?!

1人パニックになっていると、涼はクスッと笑ってから……。