美姫は勘がいいのか、ほかになにかなかったかを聞いてきた。





キスされたこと言いたくなかったから、そっぽ向いたのに美姫が言わねーと離れるって言ってきたから、しょうがなくキスされたこと言った。





言った瞬間、美姫は俺を見たまま固まった。




さすがに怒ったよな???





控えめに美姫を見上げる。



そしたら美姫は我に返ったみたいに俺を再び見つめ直す。




そしたらいきなり、目瞑ってとか言われたから素早く目を閉じた。





もしかして…ぶたれんのか?


あってもおかしくない状況…。




やべ、歯噛み締めとこ…。



そう思って噛み締めた瞬間─────────チュ。






マジで予想もしてなかったから驚きすぎて声も出なかった。




そしたら美姫が、「あたしなりの消毒でした」って…。




もぉーマジ泣きそう。




美姫には悪いけど、たりなかったから遠慮なくやりたい放題やらしてもらった。




俺精神力ないな…。


まぁ美姫にだけだけど。