忠犬王子〜ボクはキミの付き人〜


鈴はすんすん鼻をすすりながら
腕をそっと両手で掴んできた


「…」

「…」

「…桜」

「…んー?」

「…なんで顔緩んでるのよ」

「…ハッ!つい…!!」
気づかない内に顔がニヤけていたみたいだ…危ないぞ、僕。

「つい?」

「いーや?なんでもない! さっ 行こう!!」
誤魔化すように鈴を引っ張る
「えっ…ちょ、」と鈴は狼狽えていたけどこの際仕方ない!



.