「…あのっ、名前…教えて下さい…。」 男の人は振り返ってこういいました。 「…宮田徹也です。」 「ありがとうございます。」 あれ なんか聞いた事あるような、ないような… その時、携帯がなって お母さんからメールがきた。 宮田徹也さんがくれた上着はまだ温かくて、 少しだけだよ 心が動いた気がした。 _