今日から龍は後藤組で部屋住みを始める。
補佐と言っても事あるごとに仕事があるわけじゃない。
まずは・・・組内の清掃やらまかないやらの仕事をやらせようと・・・。
「ここでは補佐と言う肩書きがあるだけでお前はまだまだ下っ端だぞ?」
「分かってるよ!」
お互い煙草の火を灰皿に押し潰し少々いがみ合った。
「その前に・・・そこのちんちくりん起こせよ?話が先に進まねぇだろ?」
ち、ちんちくりん??
「誰に向かってそんな事言ってるんだ?」
「あ?そこの女だけど?ちんちくりんだろ?」
・・・それでもこの後藤組を背負って立つ組長になられるお方だぞ!
言い方が・・・おかしいだろ。
「組長と呼べ。それが出来ないのなら姐さんでもいい。そのヘンテコな呼び方だけはするな!」
「けっ!!」
私を無視する様に龍はソファから立ち上がり、お嬢の元まで向かった。
「おいっ!いい加減起きろ」
「ひゃっ」
・・・・・・起こし方が卑劣では?
突っ伏して寝てるお嬢の脇をくすぐって起こす龍。
さすがにお嬢も目が点です。
補佐と言っても事あるごとに仕事があるわけじゃない。
まずは・・・組内の清掃やらまかないやらの仕事をやらせようと・・・。
「ここでは補佐と言う肩書きがあるだけでお前はまだまだ下っ端だぞ?」
「分かってるよ!」
お互い煙草の火を灰皿に押し潰し少々いがみ合った。
「その前に・・・そこのちんちくりん起こせよ?話が先に進まねぇだろ?」
ち、ちんちくりん??
「誰に向かってそんな事言ってるんだ?」
「あ?そこの女だけど?ちんちくりんだろ?」
・・・それでもこの後藤組を背負って立つ組長になられるお方だぞ!
言い方が・・・おかしいだろ。
「組長と呼べ。それが出来ないのなら姐さんでもいい。そのヘンテコな呼び方だけはするな!」
「けっ!!」
私を無視する様に龍はソファから立ち上がり、お嬢の元まで向かった。
「おいっ!いい加減起きろ」
「ひゃっ」
・・・・・・起こし方が卑劣では?
突っ伏して寝てるお嬢の脇をくすぐって起こす龍。
さすがにお嬢も目が点です。