よく分からない感情が心の中をめちゃくちゃにしていく。




あたし…誰が大切なん?


聖夜やのに…聖夜…



聖夜は傷ついたあたしよりもあの子のほうが大切なん?













その日はなかなか眠れなかった。


そして───

明け方の五時過ぎ、あたしは病院から脱走した。





まだ時々おなかは痛かったけど、我慢できる痛さだったし平気だった。






勝手に
出てきてしまった…。

とりあえず…

家に帰ろう。