「柚菜ちゃん、変な人に声かけられてもついてっちゃだめよ?」



『???大丈夫だよ!だって今までだって声かけられた事ないもん!それよりありがとう!』



「やっぱり無自覚ねぇ」



お母さんはフゥとため息をついたが私にはわからず、鞄を持って下に降りた



『お兄ちゃん!』



「なっ柚菜?!/////」



お兄ちゃんは私を見ると顔を赤らめた



「翔君、柚菜可愛いでしょお〜」



「可愛いすぎる!だけどこのまま外に出るのは危険だ」



「そうなのよね、無自覚だから何かあったら大変だわ」



『???大丈夫だよ!由来も一緒に行くもん!』



私は大丈夫といったがお兄ちゃんとお母さんはさらに顔を歪めた



「でも危険だ。待ち合わせの場合まで俺がついて行くよ」



「そうしてちょうだい。それなら私も安心出来るわ!」



『あのね、私「柚菜は何も心配することはないから」・・・うん、ありがとう』



またもや自分の知らない所で話しが進み、決まってしまったが、柚菜にとっては昔からあることなのでさほど気にしていない様子だった



「それじゃあいってらっしゃい!可愛い浴衣選んできてね?」



『行ってきます!』



お兄ちゃんの車に乗り、待ち合わせ場合に向かった