要「柚菜は返してもらうよ?」 [我ニカナウモノハイナイ!] 要「そうかな?」 そういって要は懐から長い経文を取り出し唱え始めた 「闇に潜む陰を滅失たまえ、我が命を代償とし、永久に陥りたまえ、我に力をかしたまえ、我が名の下に」 [ギャァァァァアアアアアアーーーーーーーーー] 目の前にいる黒い固まりは耳に響く呻き声を上げながら消えていった