呪えや呪え

「メールでお知らせした通りでございまし。
…あなたはこの濁った世界から抜け出したかったのでございましょう?」


10歳程度だろう少女の横顔はひどく大人びて見えた。



「……具体的に…何が起こる訳…?」


少女が笑う。



「あなたが今までしてこられた呪いが全て、あなたに返ってくるのでございまし」


「は…?」



今、何て言った…?



「何、言って…るのよ…」

少女は大人びた笑顔を向けたまま立ち上がりあたしを見下ろした。


「ですから、あなたがした呪いはあなたご自身を呪う方法であったのであります。


…あなたが、これまで行ってきた呪いを今度はあなたご自身が身をもって体験なさるのでございまし」