三メートル四方くらいの、小さな窓以外何も無い部屋。

そこにリャウカは入れられていた。
 
窓の大きさは、外の明かりをほとんど届けないほどだ。

その代わり、外の熱も、ここまでは忍んで来ない。

ヒンヤリとした、洞窟の中のようで、なかなか快適だった。