何も考えたくないと そう思っていた。 わたしも わたしのお腹の子供も たくさんの人を傷つける、なんて たくさんの人の未来を壊す、なんて 愛される資格がない、なんて 本気で信じていた。 シュウとは何もなかった。 何もないところに、愛なんてないと思っていた。 強気なシュウ 容姿も お金も 輝く未来だって 何もかも持っていると思っていた。 そんなシュウが 傷つくはずなんてないと 信じていた。 幸せに 『わたしの分まで』幸せに ただ、そう思っていた。 そう信じていた。 ・