しかし話題を変えることには成功したらしい。
ミミはお菓子を頬張りながら、気になっていたことを口にした。
「お二人ってすごく仲良いですよねえ。もしかして、恋人同士なんですか?」
むぐむぐと口を動かしながら問われた内容に、コレットとエドゥアールはぎょっとして少女を見返した。
「ひええ仲なんてまったく良くありませんわミミ様!こんなひょろひょろした方向音痴男…!恐ろしい勘違いは消して下さいませっ!」
「えっ、そうなんですか?」
「あはは……ミミ様。僕達はリュシリカ殿下とルイス殿下、お二人間の伝達を承っているだけですよ。」
何故だかエドゥアールの方はショックを受けているようだけど、コレットのこの全否定ぶりは、嘘ではないと思う。
ふむふむと納得していると、横で黙っていた少年がぼそりと呟いた。
「…俺とルイスは、この2人がいないと、連絡すら取れないからな。」

