少女王子さま 〜田舎娘に小鳥のワルツを〜


キラキラと尊敬の眼差しを向けられて、亜麻色の髪をふわりと揺らしながら少女は首を傾げた。

「え?でもコレットさん、全然太ってないですよね。ていうかスタイルすっごくいい…うらやましい……。」

逆に今にもよだれをたらししそうにじっくりと身体を見られ、コレットはきゃあ、と頬を染める。

「そんな事はありませんわ。ミミ様こそお肌が白くていらっしゃいますし、お髪もふわふわで可愛らしくて、それに、」

「いやいや全然いいとこなんかないですよ〜。髪はくせっ毛だし、胸はぺっちゃんこだし………うう。」

「まあっ!そこがまたいいのですわ、育てがいがあるといいますか、」

ほっとくと変な方向の褒め合い大会が開催されそうなところへ、エドゥアールがにこにこと間に入る。

「これでもコレットはこの前も、お菓子の作りすぎで少し太って悩んでいるんですよ。」

「お黙りエドゥアール!」

「ひいっごめんなさい〜!」

しかしすぐさまコレットに物凄い眼力で睨まれ、部屋の隅っこに隠れていった。