少女王子さま 〜田舎娘に小鳥のワルツを〜


「リュシリカ様、ミミ様。そろそろ休憩されては如何ですか?」

「えっ!」

コレットが合間を見てかけてくれた言葉に、ミミはぱっと明るくなった。

(天の助けだ〜!)

実はずっとぶっ続けで踊っていたため、ダンスに慣れていない少女の足は、もうふらふらである。

「王子!」

目をキラキラさせながら見上げると、少年は呆れたようにミミを見た後、盛大なため息をついた。

「……………5分だけだ。」

5分。時間的には短いけれど、今の少女にとっては夢のような響きである。

「やったあ〜!」