少女王子さま 〜田舎娘に小鳥のワルツを〜


「立ち振舞いはすぐ呑み込んだくせに、何でダンスは出来ないんだよっ?」

「うう、だって立ち振舞いってそんなに考えないで、男の子っぽくしてればいいらしいから…。」

「調子にのるな!それはルイスが特別なだけだ!油断して本番でぼろを出すなよ。」

おずおずと言うとさらに怒鳴られたので、ミミはしゅんと肩をおとす。

「分かってるよ〜。」

いつもは気の強い少女だけど、少年の足を今までにもう数えきれない程踏んでしまって、こればかりは大人しく従うしかなかった。