少女王子さま 〜田舎娘に小鳥のワルツを〜






コレットの宣言は、あれから数十分後に、見事に現実のものとなった。

「これは……………また、」

「完璧だな。」

部屋に戻ってくるなり、王子とその侍従にまじまじと全身を見られ、ミミは思わず後退った。

「……本当に?」


あれから、隣の部屋へ連れられて、コレット曰く『変身』をさせられた少女は、改めて事の重大さに気づいた。

着たこともないようなキラキラした服に手を通して(それでも部屋着だというそれは大分質素な方なのだろうけれど)、女の自分の髪よりもサラサラでツヤツヤな金色の綺麗な鬘をかぶった。

「そうでございましょう!わたくし、全身全霊を込めまして取り掛からせていただきましたもの!」