少女王子さま 〜田舎娘に小鳥のワルツを〜


騎士の服を着替えた少年は、改めて見ると、少女と近い歳だと分かった。

少女と同じか、一つ二つ上くらいだろう。

「式典のことだけど、大臣と話した結果、5日後に行われることになった。」

サラサラの金髪に碧色の瞳、しかもすごく整った顔立ちで…、くやしいけれど、今は完璧に王子にしか見えなかった。

むむう、と少年をねめつけるミミの横でエドゥアールが驚いた声をあげる。

「あれっ、延ばしてくれたんですねえ。」

「ああ、ルイスが帰ってくるなり体調が悪いって事にしといたから。」

「まあナイスアイディアですわ!良かったですわね、ミミ様。日にちが延びましたよ。」

にっこりとコレットが振り返ったので、ミミははっと背筋を伸ばした。