「…ひ、人が一番気にしていることを、あっさりと言ったわね!?」
「…しょうがないだろ。だって、俺がルイスと間違うくらい、おまえ本当ぺったん…」
少年が言い終わる前に、少女は拳を思い切りぎゅっと握りしめる。
「だ……、」
次の瞬間にそれは、金の少年の顔面に向かっていた。
「だまれこのイケメンな変態めーーっ!」
ばこーんとものすごい音が辺りに響くと共に、衝撃を喰らった少年は後ろにしりもちをつく。
「な…………、」
男2人は暫くぽかんと固まっていたが、がさっと鳥が飛び去った音に、少年がはっと意識を取り戻す。

