お昼すぎ、ミミたちが村へ戻ってくると、森とピーシランクをつなぐ裏道の入り口に見知った少年が立っていた。 「トニー?」 ミミが声をかけると、家の壁にもたれていた少年は、明らかに動揺しながらこちらを向いた。 「あっ…、ミミ、お、おう」 少女の幼馴染みの少年は、茶色の髪に、顔にはそばかすがある。 いつもは仲間を引き連れてはミミにちょっかいを出しにやってくるのだが。 「どうしたの?」 いつもとは違う様子の少年に、ミミは首をかしげた。