ピンク色の空



「佑希那?」


テーブルを叩いて立ち上がったあたしをみんな見た。


「佑希那ちゃんどうかした?」

進くんもあたしに声をかけた。


詩は何も言わない。





「帰るわ」


そう言ってドリンク代をテーブルに置いてファミレスを出た。