そう言うと、先輩は小さく笑った。 そのままあたしを引き寄せると、 軽いキスを落として あたしの頭を自分の体にくっつけた。 「首輪だからな… いつもつけてないと許さねぇぞ」 その言葉にこくんとうなずく。 それから地上につくまでの数分間、 先輩に体を預けるあたしは、 ネックレスを見つめて 幸せな気分に浸っていた。