「もう部屋の中真っ暗だね。電気のスイッチってどこにあるの?」 何気なく立ち上がろうとした瞬間、あたしの手を小野君が掴んだ。 当然のようにバランスを崩したあたしの体。 それを小野君は軽々と支え、ギュッと抱きしめた。 「小野……君?」 ベッドの上にあぐらをかいていた小野君にまたがるような格好になり恥ずかしくて顔が一気に熱くなる。 慌てて俯くと小野君はあたしの顎を掴みクイっと持ち上げた。 「何で下向いてんだよ」 「だって……恥ずかしいんだもん」 そう呟くと小野君はあたしの唇にキスをした。