「ちょっと!アユ!!人の話ちゃんと聞いてる?!」 「あ……ごめん。何の話だっけ?」 舞子と電話で話しながらトリップしていたようだ。 慌てて聞き返すと舞子が呆れたような声を上げた。 「まぁ、いいわ。とりあえず夏祭りは小野君誘いなよ?」 「うん……そうする」 「まだ直人君の言葉気にしてるの?小野君が浮気なんてするはずないでしょ」 「だよね……」 全て知っている舞子は「元気出しなさい」そう言って電話を切った。