「お母さん、今日の夕飯はどうする?」 学校から帰るとすぐに二階の部屋に荷物を置き、リビングにいた母に声をかける。 「まだ決まってないのよ。スーパーで何か買ってこようかしら」 「いいって!誕生日くらい手抜いたって誰も文句言わないよ」 「あら、嬉しい。それならみんなが好きなピザでも注文する?」 「あ、それいいね!」 ん?ピザの注文? そう二つ返事をした後、あたしはあることに気が付いた。