そして無言のままあたし達の前で立ち止まると、ロングコートを両手で開き、上半身を見せつけた。 「やっ……やぁーー!!変態!!!」 胸毛たっぷりの分厚い胸板にちょこんとくっ付いている乳首にはシルバーのピアスが輝いていて。 立派な3段腹がタプタプと揺れている。 このおじさん……気持ち悪い……――!! あたしは大声で叫ぶと、両手で顔を覆った。