「……どうした……の?」 そう言い掛けた時、突如現れた長い腕が斎藤君の胸ぐらを掴んでいた。 「こいつか」 「……え?」 「こいつがお前に手紙送り付けた奴かって聞いてんだよ」 「うぅ……っ……!!」 苦しそうに顔を歪める斎藤君を鬼のような形相で睨みつける小野君に、あたしはどう答えたらいいのか分からずうろたえた。