「いただきます!」 小野君に貰ったメロンパンを口に運ぶと思わず笑みが漏れた。 カロリーを気にせず食事をとるのは久しぶりだ。 メロンパンは恐ろしいほどにカロリーが高いけど、もうそんなことどうでもいい。 小野君の隣で大好きなメロンパンを食べられる喜びに胸が弾む。 今朝の出来事が嘘のようだ。 「勝手にしろ」 そんな小野君の冷たい言葉が徐々に頭から薄れていく。