【小野君】 信じられずに目を擦った後もう一度ディスプレイを見ると、間違いなくそう表示されていた。 小野君からメールが来たのは初めてで。 心臓が不快な音を立てて鳴り始める。 まさか「別れよう」とかじゃないよね? 恐る恐る振り返ると、小野君は目線を手元に移していた。