明かりがあるとホッとする・・・。 昔、親父がいない明かりのない家が嫌だった。 こいつは、優衣はなんで俺の気持ちがわかるんだよ? 心の奥に閉まっていた気持ちが溢れる出す。 「お前、おかしすぎ」 「全然!普通のことでしょ?」 優衣だって同じ気持ちをしていたくせに。 なんでそんなことを平気で言えるんだ? 「爽、今日はロールキャベツだけど食べる?」 「腹減った」 「すぐ用意するね!」 確実に、優衣への気持ちは変わっていった。